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英会話学校の宣伝文句に当たり前のように登場する言葉です。「外国人講師がいるから生きた英語が学べます」といった感じです。そもそも何をもって生きた英語と称しているのでしょうか?英語のテキストには無い、インフォーマルな話し方を指しているのでしょうか?ストリートイングリッシュを真似して身に付けろと言っているのでしょうか?
生きた英語というのは難しいコンセプトです。ある程度の上級者の方が初めて、「なるほど、同じ意味でもこういった表現があるのか」といった感じに、基本知識との比較の中で初めて理解できるものなのです。文法の基礎もおろそかに、いきなりネイティブの真似をしても上達しません。大切なのは、まずはしっかりと正しい英文法を身につけ、少しずつ語彙力を高めながら、ガッチリと次のステップに移るための地盤固めをすることなのです。 |
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